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ここに記すつもりでいることがらについて――それは過去に何度も書いたことかもしれませんし、これからも何度も書くかもしれません――執筆した時点でのわたしの主観であるとおことわりしたいとおもいます。

ときどき、ひとりの人間にはそんなドラマチックなできごとなど起こるはずもないと考えているひとがいて、そのひとはこう言います。

――で、どこまでがほんとうなの?

ここに記すことはすべてがほんとうです。たとえ客観的な事実とは異なるとしても、あくまでもわたしがそう感じた/感じていることであり、それを記すことがひつようなのです。

そのことをご理解の上、読み進めていただけるとさいわいです。
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post time: 19:23, category: 再開するにあたって, author: n.y.

――ただいま。
長い間、虚空をさまよってみたけれど、けっきょくは舞い戻ってきてしまいました。

――はじめまして。
ここにはかつて、1499件の記事が書かれていました。内容は日記とは名ばかりの過去の記録であり、墓場でありましたが、ここで出会ったひとたちとはいまでも細くなめらかな糸で結ばれている、わたしの人生においてもっとも原初的な関係を構築することができた場所でありました。

休止していた期間に、たくさんのことがあった気もするし、なにもなかった気もします。
大まかにいえば、都内にあった住まいを引き払い亡き祖母の家に改めたこと、異動を経てもしごとを休まずつづけていること、相変わらず独身で子どももいないこと。

祖母の家はとてもいなかで、近所づきあいも濃厚ですが、ここにはルールがあります。逸脱者は村八分にされます。裏を返せばルールに則っている間は排除されることがないのです。排除されることがないかわりにルールもなかった都会に比べればわたしはあんしんすることができると、すくなくともいまのところは考えています。

なぜ再開しようとおもったのか。先日、あるテレビ番組をみました。それはトラウマ治療に関するものでした。
治療を受けた女性のことばが印象的で、「トラウマには一生付き合っていかなくてもいいんだ」。わたしは泣きました。わたしも解放されたいという切なる願いが大粒の涙となって溢れていきました。

いま病院の待合室にいます。十数年来、まったく信頼していない精神科医という職業のひとに、わたしはそのことを告げるつもりでいます。

わたしはこれからここに、わたしの回復の記録をつける予定です。

失った過去は取り戻せないけれど、未来まで手放すひつようはないのです。

長くなりましたが、まえがきに代えて。
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post time: 15:51, category: 再開するにあたって, author: n.y.