ここに記すつもりでいることがらについて――それは過去に何度も書いたことかもしれませんし、これからも何度も書くかもしれません――執筆した時点でのわたしの主観であるとおことわりしたいとおもいます。
ときどき、ひとりの人間にはそんなドラマチックなできごとなど起こるはずもないと考えているひとがいて、そのひとはこう言います。
――で、どこまでがほんとうなの?
ここに記すことはすべてがほんとうです。たとえ客観的な事実とは異なるとしても、あくまでもわたしがそう感じた/感じていることであり、それを記すことがひつようなのです。
そのことをご理解の上、読み進めていただけるとさいわいです。